JSB(3480)の浅い分析

概要

学生向けマンションの開発から管理まで一貫して行う

サ高住などの高齢者向けにも参入しているが、まだ売上の5%以下

22年12月から持株会スタート

案件は、取引先からの紹介と既存オーナーからの依頼が6~8割

1~4月の2Q偏重

 

業績

23年度までの中経は上方修正するも、達成予定

類似となる共立メンテはホテル事業(ドーミーインなど)が半分以上占めるので、旅行復活枠としてみるが、こっちは違う。

入居率99.9%と上昇余地はなし。入れ替わり時期がはっきりしていて空室期間は少なめか。一回入れば4年間はそのまま。景気が悪かろうと大学には行くので景気の影響は受けにくい。

社長は腕組みしていいない。

FCFマイナスなのが気になるけど、不動産だと大和ハウス等そういうところはちらほら見かける。使い道も物件取得で使っているので

 

還元

10月決算

配当性向20%

22年は自社株買い(1.3%)をするも、21年には、1割強の公募実施。

 

懸念

大学生数は頭打ち(シェア3%くらいなのでシェア拡大で対応するとのこと)

大学のキャンパス移転もリスク。寮ならまだしも。

地方部は自治体の都合もあって、キャンパス移転もあまりないだろうけど、都心部はあるかも。個人的には、郊外にある無名大学が学生確保のために移転はあるかも。土地がないか?

増収増益はしてるけど、22年度はコンセンサス下回る

 

結論

高配当だとか安定的(と思われる)投資先が人気になる中で、配当としての魅力には欠けるが分散先としてはあり?。少なくても、ローン金利が上がっている戸建て関係よりは。

そもそも、学生は学生向けマンションだけでなく普通のワンルームに住むこともあり、賃貸住宅全般で見れば、大手ではなく、競合は山ほどいる。

監視はする。

 

ROIC

Return On Invested Capitalの略称で和訳は投下資本利益率。企業が事業活動のために投じた資金を使って、どれだけ利益を生み出したかを示す指標。

一般的な計算式はROIC=(営業利益×(1-実効税率))÷(株主資本+有利子負債)。