ライト工業(1926)の浅い分析

概要

土建屋さん。官公需が7割で民需は大半がオフィスビルやマンションの建設

官公需は高速道路の法面工事等で特殊土木というくくりらしいけどよくわからん

専門性があるのはいいこと

 

業績

下図の通りじわじわ成長している。

昨年までの中経は売上高のみ微妙に足りず未達。ほかはクリア

24年度までの中経では売上高1200億(前期1095億)、営業利益135億(同132億)、ROE10%既達、配当性向35%(同31%)とこの調子ならなんかいけそうな感じ

なお、予想だけ強くて下方修正連発するような会社ではない。

ROE10%超えは建設業の平均が一桁らしいことを踏まえると良い。

バフェットコードによると、時価総額948億に対して企業価値649億。なお、企業価値が何を示すか分からない。

嬉しくないが災害があると復旧工事で儲かる。

海外比率1割未満なので為替はあまり気にしない

口コミを見ると福利厚生はキッチリしているよう様子で、ヤバそうなのは見当たらず。業種柄休みが不定期なのと現場によってはきついみたい。

 

財務

自己資本比率約72%

有利子負債少し

剰余金や現金同等物の方がはるかに多い

 

懸念

・役所の工事がなくなると詰み(明石市みたいにインフラ維持管理費を削って福祉に割くとかばっかりだとしんどい)

ただし、特に財政のやばいであろう町村工事はそもそもやっていないと思うのでセーフ?(大体は地元の業者に落ちるよう条件がついてる。)

見ると、大型は高速道路が多く、発注側の予算は比較的安定しているのではないか。

・材料の高騰(セメントや原油

・人手不足(専門的なのは特に)

 

同業他社との比較

見かけの数字はよいのでは?こんなのできるしバフェットコード便利

国交省の来年度予算が確定してからでもいいか?(社会資本整備総合交付金

 

判断

ありあり

投信比率が15%くらいあるので、機関のリバランス待ってからでもいい。