対象商品
1697 Wisdom Tree 大豆
(ブルームバーグ・大豆・サブ指数トータル)
世界的には食用油を採るための搾油需要がほとんどを占めており、更にその搾り粕(大豆粕)は高たんぱく飼料として利用されます。
価格の変動要因
1.米国(中西部)の天候及び作付面積
7月、8月中に高温・乾燥天に見舞われると、作柄が大きく低下
作付け期の天候も作付け面積を左右することになりますが、
コーンの作付けが遅れると大豆の作付け面積が増える傾向があり、
作付けに適さない天候(長雨)が必ずしも大豆の弱材料になるとは限らない。
2.ブラジルの動向
10~12月が作付け期、1~2月が生育期、3~5月が収穫期
同国内の大豆消費の動向、港湾問題等もブラジルの大豆供給に影響を与える
3.中国の動向
伝統的な大豆生産国
近年は国内の搾油需要の増加を映して輸出量以上に輸入する傾向
華北平原及び東北地方が主産地
4.米国内畜産業の動向
大豆から大豆油を絞ると大豆粕ができる。
これは良質のタンパク質を豊富に含んだ飼料として使われます。
⇒大豆粕の需要を左右する米国の畜産業の動向も大豆相場に影響を与える
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各銘柄は別途まとめる。